HOME > 消費者保護につながる住宅業界の非公開情報 > 工務店は『設計内容』を十分に説明せずに契...

工務店は『設計内容』を十分に説明せずに契約を急ぐことを知っていますか?

2018.08.26

工務店は工事請負契約に際して図面等を提示しなければなりません。

  •  工務店は工事請負契約に際して図面等を提示しなければなりません。
  • 工務店より提示された図面等により工事請負契約の設計内容と工事費用を定めることになります。
  • 工務店が工事請負契約に際して契約時に提示しなければならない図面等は設計図書仕様書工事費内訳明細書になります。
  • この提示の義務は契約内容を約す工事請負契約約款の第1条総則に明記されていることが一般的です。

工務店は工事請負契約に際して図面等を説明しなければなりません。

  • 工務店は工事請負契約に際して図面等を説明しなければなりません。
  • 工務店より説明された図面等により工事請負契約の設計内容と工事費用を承諾することになります。
  • 工務店が工事請負契約に際して契約時に説明しなければならない図面等は設計図書仕様書工事費内訳明細書になります。
  • この説明義務は契約内容を約す工事請負契約約款の第1条総則に明記されていることが一般的です。

工務店が工事請負契約に際して提示・説明をする図面等は以下になります。

  • ①提示・説明されなければならない設計図書は以下になります。
  1. 配置図
  2. 案内図
  3. 求積図
  4. 平面図
  5. 立面図
  6. 矩計図
  7. 基礎伏図
  8. 各伏図
  9. 電気設備図
  10. 給排水設備図
  • ②提示・説明されなければならない仕様書は以下になります。
  1. 外部仕上げ表
  2. 内部仕上げ表
  • ③提示・説明されなければならない工事費内訳明細書は以下になります。
  1. 工種ごとの20~30ページからなる明細見積書
  2. 20項目~30項目の仕様、数量、単価の明細見積書

工務店が図面等の提示・説明をしない理由を知っていますか。

  • 工務店が工事請負契約に際して図面等を提示・説明しない理由は図面等を準備することが面倒だからです。
  • 図面等を提示しない工務店は「契約の後に図面等を提示する」と言って契約を急がせます。
  • 工務店が工事請負契約に際して図面等を説明しない理由は説明する図面等が無いからです。
  • 図面等を説明しない工務店は「契約の後に図面等に説明する」と言って契約を急がせます。
  • このような工務店が契約の後に図面等を提示・説明をすることはまずありません。
  • このような工務店は早く契約して早く契約金を受け取りたいだけです。
  • 注意して下さい。
  • 図面等の提示・説明が不十分で契約するということは契約内容が未確定な状況で契約するということです。
  • 契約内容が未確定な状況で契約をすると工務店とトラブルになることがよくあります。
  • 注意して下さい。
無料相談

タップで発信アドバイザー直通電話