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出来高精算を進める方法をご存知ですか?

2025.06.20

出来高精算は工事請負契約約款の定めによることをご存知ですか?

出来高精算は、工事請負契約約款の規定によって行います。

契約書に基づかず、勝手に精算を求めることはできません。

この精算は、請負者の債務不履行による契約解除時に行います。

そのため、以下の手順が必要です。

  • 債務不履行の事実確認
  • 債務不履行の証拠確認
  • 債務不履行の立証
  • 約款にもとづく出来高精算の可否確認
  • 第三者による出来高評価
  • 契約解除の告知
  • 出来高精算の要求

出来高精算には建築と法律の専門知識が必要です。

まず建築実務の専門家に相談し、その後弁護士に相談することが適切です。

 

出来高精算金額は何にもとづいて定めるかをご存知ですか?

金額の算定は、以下に基づく必要があります。

  • 実施設計図面と完成状況の確認
  • 工事費内訳明細書による算定
  • 第三者による客観的評価

請負者や注文者による評価は不適切です。

請負者は高く、注文者は低く評価しがちです。

そのため第三者の評価が不可欠です。

 

出来高精算を進める方法をご存知ですか?

精算の進め方は以下のとおりです。

  • 債務不履行の確認と証拠の確保
  • 債務不履行の立証
  • 契約約款に基づく精算可否の確認
  • 第三者による評価額の算定
  • 契約解除の告知
  • 解除にもとづく出来高精算の要求

専門家と弁護士への相談が重要です。

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