どのような事案で工務店を訴えるかをご存知ですか?
工務店を訴える事案には、いくつかのパターンがあります。
代表的なものは、次の5つです。
- 施工ミスの事案
- 施工瑕疵の事案
- 工期遅延の事案
- 不当請求の事案
- 契約違反の事案
いずれも、工事の内容やお金に関するトラブルです。
工務店に対して事案の何を訴えるのかをご存知ですか?
工務店を訴えるときには、押さえるべきポイントがあります。
訴えるのは事案そのものではありません。
事案によって生じた損害を訴えます。
このときの損害は、実際に被ったお金の損失を指します。
これを実損額といいます。
具体的には、次のような賠償や返還を求めます。
- 施工ミスによる実損額の賠償
- 施工瑕疵による実損額の賠償
- 工期遅延による遅延損害金
- 工期遅延による実損額の賠償
- 不当請求による実損額の返還
- 契約違反による実損額の賠償
どの事案でも「いくら損をしたか?」が重要になります。
工務店を訴える時の手順をご存知ですか?
工務店を訴えるには、整理すべき点があります。
まず、次の内容を明らかにすることが大切です。
- どのような損害を受けたのか。
- その原因は何か。
- その責任が工務店にあるか。
- 工務店によって実際の損失が出ているか。
- 実損額がいくらか。
- 契約上の義務に違反しているか。
- 法律や建築基準に違反していないか。
これらを証拠とともにそろえることが必要です。
そうすることで、工務店による損害と実損額を裁判所に説明しやすくなります。







