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工務店を訴える時の手順をご存知ですか?

2025.11.20

どのような事案で工務店を訴えるかをご存知ですか?

工務店を訴える事案には、いくつかのパターンがあります。

代表的なものは、次の5つです。

  • 施工ミスの事案
  • 施工瑕疵の事案
  • 工期遅延の事案
  • 不当請求の事案
  • 契約違反の事案

いずれも、工事の内容やお金に関するトラブルです。

 

工務店に対して事案の何を訴えるのかをご存知ですか?

工務店を訴えるときには、押さえるべきポイントがあります。

訴えるのは事案そのものではありません。

事案によって生じた損害を訴えます。

このときの損害は、実際に被ったお金の損失を指します。

これを実損額といいます。

具体的には、次のような賠償や返還を求めます。

  • 施工ミスによる実損額の賠償
  • 施工瑕疵による実損額の賠償
  • 工期遅延による遅延損害金
  • 工期遅延による実損額の賠償
  • 不当請求による実損額の返還
  • 契約違反による実損額の賠償

どの事案でも「いくら損をしたか?」が重要になります。

 

工務店を訴える時の手順をご存知ですか?

工務店を訴えるには、整理すべき点があります。

まず、次の内容を明らかにすることが大切です。

  • どのような損害を受けたのか。
  • その原因は何か。
  • その責任が工務店にあるか。
  • 工務店によって実際の損失が出ているか。
  • 実損額がいくらか。
  • 契約上の義務に違反しているか。
  • 法律や建築基準に違反していないか。

これらを証拠とともにそろえることが必要です。

そうすることで、工務店による損害実損額を裁判所に説明しやすくなります。

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