監理のトラブルが起きる原因をご存知ですか?
監理のトラブルは、以下のような原因で起きています。
- 実施設計図を提示せずに施工を開始する
- 監理者が建築主に業務内容を説明しない
- 監理者が業務の進捗を報告しない
- 監理者が業務を適切に行っていない
- 監理者が名義貸しをしている
監理手続きのルールをご存知ですか?
監理手続きは契約書類で定められています。
- 契約書で監理業務の範囲を定めています
- 約款で業務の内容を定めています
- 委託書で手続きの手順と内容を定めています
トラブルを起こす監理者はこれらの書類を提示しません。
また、定められた手続きを守りません。
監理者の法的義務をご存知ですか?
監理者には報告義務などが法令で定められています。
- 設計図書どおり施工されているかを確認する義務
- 監理内容を建築主に報告する義務
- 監理内容について承諾を得る義務
- 工事監理報告書を提出する義務
- 名義貸しの禁止
これらは建築士法18条3項、20条3項、21条2項で定められています。
違反する監理者がトラブルを引き起こしています。