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成果物精算を進める方法をご存知ですか?

2025.07.05

成果物精算をご存知ですか?

成果物精算は設計監理業務委託契約約款にもとづきます。

契約内容に従わず、勝手に精算を求めることはできません。

精算は受託者の債務不履行による契約解除の場合のみです。

不履行の事実確認や立証が必要です。

 

成果物精算金額の決め方をご存知ですか?

精算金額は承認済の設計成果物によって決まります。

必ず第三者が客観的に評価し、算定します。

受託者や委託者自身による算定は認められません。

受託者は高く、委託者は低く評価する傾向がありますので注意が必要です。

 

成果物精算の手順をご存知ですか?

  1. 受託者の債務不履行を確認し、証拠を集めます。
  2. 契約約款にもとづき精算が可能か確認します。
  3. 第三者が成果物を評価・算定します。
  4. 債務不履行を理由に契約解除を告知します。
  5. 契約解除にもとづき成果物精算を求めます。

専門的な知識が必要なため、建築専門家や弁護士に相談しましょう。

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