消費者保護につながる住宅業界の非公開情報

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設計業務委託書を無視する設計者が多いことを知っていますか?

2020.10.26

設計業務委託書とは設計業務の進め方を約束する重要な書類です。

  • 設計監理業務委託契約は設計監理業務委託契約約款設計業務委託書で設計業務を約す契約です。
  • 設計監理業務委託契約約款設計業務の内容の詳細を定めます。
  • 設計業務委託書設計業務の進め方の詳細を定めます。

 

設計業務委託書は設計者の設計義務を定めています。

  • 設計業務委託書は以下の設計業務に於ける設計者(建築士)の設計義務を定めています。
  1. 調査企画業務の設計義務
  2. 基本設計業務の設計義務
  3. 実施設計業務の設計義務
  • 設計者は①の設計義務を履行しなければ②の業務を行うことは出来ません。
  • 設計者は②の設計義務を履行しなければ③の業務を行うことは出来ません。
  • 設計者が③の設計義務を履行しなければ着工は出来ません。

 

設計業務委託書を無視する設計者(建築士)が設計トラブルを起こします。

  • 設計業務委託書では設計者(建築士)が委託者(発注者)に設計内容等の説明とその承認を義務付けるルールを定めています。
  • 調査企画業務
  • ⇒委託者の希望(建設意図と要求条件)の確認と説明、およびその承認が義務付けられています。
  • 基本設計業務
  • ⇒委託者に基本設計図面の設計内容の説明、およびその承認が義務付けられています。
  • ⇒さらに設計内容による工事費用概算の説明、およびその承認が義務付けられています。
  • 実施設計業務
  • ⇒委託者に実施設計図面の設計内容の説明、およびその承認が義務付けられています。
  • ⇒さらに設計内容による実行工事費用の説明、およびその承認が義務付けられています。
  • 上記のように設計業務委託書では都度、委託者(発注者)に説明をして、その承認を得ることが義務付けられています。
  • この手続きが面倒であることからこの手続きを履行しない設計者(建築士)が多数います。
  • この手続きを履行しない設計者(建築士)がトラブルを起こしています。
  • 設計者(建築士)が、①・②・③の説明をせずにその承認を得ずに設計業務を進める訳ですから当然トラブルが起こります。
  • 設計者(建築士)が、①・②・③の説明をせずにその承認を得ずに設計業務を進めることがよくありますので注意して下さい。

必要十分な設計図を提示していない工務店が多いことを知っていますか?

2020.10.09

必要十分な設計図は以下の通りです。

  • まず工事請負契約時に必要となる設計図です。
  • 工事請負契約時に必要となる設計図は基本設計図面になります。
  • 次に工事着工前に必要となる設計図です。
  • 工事着工時に必要となる設計図は実施設計図面になります。

 

基本設計図面実施設計図面の承認が手続きの前提になります。

  • 工務店の建築士は基本設計図面設計内容の説明をして発注者にその承認を求めなければなりません。
  • 工務店は基本設計図面の承認を発注者から得たうえで工事請負契約を締結しなければなりません。
  • 工務店の建築士は実施設計図面設計内容の説明をして発注者にその承認を求めなければなりません。
  • 工務店は実施設計図面の承認を発注者から得たうえで工事着工しなければなりません。

 

必要十分な図面を提示していない工務店がトラブルを起こしています。

  • 工務店が必要十分な図面(基本設計図面実施設計図面)の承認手続き義務を履行していないことがあります。
  • 必要十分な図面の承認手続き義務を履行していない工務店がトラブルを起こしています。
  • 工事請負契約は工務店が設計図通りに施工をする契約です。
  • 工事請負契約の前提となる必要十分な設計図が無ければ設計図面通りに施工する約束は出来ません。
  • 必要十分な設計図が無い工事請負契約を原因とした建築トラブルが多く発生していることを知っておくべきです。
  • ただしこの建築トラブルの予防は簡単です。
  • ⇒①基本設計図面承認してから工事請負契約を締結することです。
  • ⇒②実施設計図面承認してから工事着工をすることです。

建築トラブルでよくある『監理ミス』の原因を知っていますか。

2020.09.15

よくある監理ミスは2つに分類できます。

  • 監理者の確認の見落としによる監理ミスです。
  • 監理者の違法行為による監理ミスです。
  • 監理者の監理ミスの原因は過失故意の2つに分類できます。

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建築トラブルでよくある『設計ミス』の原因を知っていますか?

2020.08.24

よくある設計ミスは3つに分類できます。

  • 設計者が『委託者の希望条件である建設意図と要求条件を確認して、その承認を得る手続き』を履行しなかったことによる「設計ミス」です。
  • 設計者が『基本設計図面の設計内容を説明して、その承認を得る手続き』を履行しなかったことによる設計ミスです。
  • 設計者が『実施設計図面の設計内容を説明して、その承認を得る手続き』を履行しなかったことによる設計ミスです。

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施工不良の予防とよくある建築トラブルの状況

2020.08.13

よくある施工不良は5つに分類できます。

  1. 施工方法が雑なことによる施工不良
  2. 施工仕上がりが下手なことによる施工不良
  3. 施工管理不履行による施工不良
  4. 工事監理不履行による施工不良
  5. 法令違反による施工不良

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建築トラブルは「契約時の注意」だけで予防できることを知っていますか?

2020.07.02

建築トラブルは契約時の注意だけで予防できます。

  • 建築トラブルを引き起こす業者は契約の仕方に問題があります。
  • 建築トラブルを引き起こす業者は契約までの手順を守りません。
  • 建築トラブルを引き起こす業者は契約までのルールを守りません。
  • ですから建築業者の契約までの手順契約までのルール履行を確認するだけで業者の建築の仕方が分かります。
  • 建築業者の契約までの手順契約までのルール履行を確認するだけで業者とトラブルになるか否かが分かります。
  • 建築トラブルは契約時の注意(=契約の仕方の注意)で予防ができます。

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リフォーム工事のトラブルが多い理由を知っていますか?

2020.06.19

リフォーム工事ではトラブルが多発しています。

  • リフォーム工事の主なトラブルは以下となります。
  1. 契約通りの工事を行わないトラブル。
  2. 施工不良のトラブル。
  3. 工期遅延不当な追加請求のトラブル。
  4. 違法なリフォーム工事(違法行為)のトラブル。

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工務店のセールストークを知っていますか?

2020.05.11

工務店には契約を取る為のセールストークがあります。

  • 工務店には契約を取る為の定番のセールストークがあります。
  • 工務店は「キャンペーン中の契約がお得です」と必ず言います。
  • 工務店は「今契約するとお安くできます」と必ず言います。
  • 工務店は「早く契約するとお得です」と必ず言います。
  • 工務店は「契約後の変更は自由です」と必ず言います。
  • 工務店は「契約後に予算を合わせます」と必ず言います。
  • 工務店は契約を取る為のセールストークを必ず言います。

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設計事務所のセールストークを知っていますか?

2020.03.15

設計事務所には契約を取る為のセールストークがあります。 

  • 設計事務所には契約を取る為の定番のセールストークがあります。
  • 設計事務所は「予算に合った設計ができる」と必ず言います。
  • 設計事務所は「契約後に設計変更ができる」と必ず言います。
  • 設計事務者は具体的な打合せをしていないのに「○○できる」と言います。

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『建築トラブルに強い弁護士』がいないことを知っていますか?

2019.11.18

『建築トラブルに強い弁護士』はほとんどいません。

  • 建築トラブルに強い弁護士はほとんどいません。
  • 建築トラブルの和解を取り扱う弁護士は多数いると思います。
  • 建築トラブルの調停を取り扱う弁護士は多数いると思います。
  • 建築トラブルの裁判を取り扱う弁護士は多数いると思います。
  • しかし建築トラブルを取り扱うこと建築トラブルに強いことは関係がありません

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