設計事務所とのトラブル

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工事費用の追加変更に必要な手続きを教えて下さい。

  • 工事費用の追加変更は工事請負契約工事請負契約約款でその手続きが定められています。
  • 工事費用の追加変更は建設業法においてもその手続きが定められています。

 

  • 請負者は変更内容の詳細変更金額の詳細変更内容の確認ができる設計図書変更に要する履行期間を発注者に明示しなければなりません。
  • 請負者は変更内容の詳細変更金額の詳細変更内容の確認ができる設計図書変更に要する履行期間の承認を発注者から得て追加変更をしなければなりません。
  • 請負者が発注者からの承認を得ずに追加変更すると工事費用の追加変更にともなうトラブルが発生します。

設計費用の追加変更に必要な手続きを教えて下さい。

  • 設計費用の追加変更は設計監理業務委託契約設計監理業務委託契約約款でその手続き方が定められています。
  • 設計者は追加変更の理由追加変更する設計業務報酬の内訳追加変更に要する履行期間を委託者に明示しなければなりません。
  • 設計者は追加変更の理由追加変更する設計業務報酬の内訳追加変更に要する履行期間の承認を委託者から得て追加変更をしなければなりません。
  • 設計者が委託者からの承認を得ずに追加変更をすると設計費用の追加変更にともなうトラブルが発生します。

設計者との「設計監理委託契約」の注意点を教えて下さい。

  • 設計者との設計監理委託契約の注意点は以下の通りです。
  • 以下の①~⑫を必ず確認して下さい。
  • ①~⑫を確認せずに契約するとトラブルが生じます。
  • 注意して下さい。
  1. 設計条件(予算・意匠・間取り・床面積・仕様etc)を確認
  2. 設計の作業手順(企画調査・基本設計・実施設計)を確認
  3. 契約委託の委託契約金額支払時期を確認
  4. 解約となった場合の解約条件を確認
  5. ①~④を確認後に設計監理委託契約を締結。(※契約後⑥~⑫の流れを確認)
  6. 企画調査を承諾した後に次の作業の基本設計へ。 
  7. 基本設計を承諾した後に次の作業の確認申請へ。
  8. 確認申請を承諾した後に次の作業の実施設計へ。
  9. 実施設計を承諾した後に次の作業の着工へ。
  10. 着工後に次の作業の中間検査完了検査へ。
  11. 中間検査完了検査の後に次の作業の完成引渡手続きへ。
  12. 完成引渡手続きの後に工事監理報告を確認へ。

設計者に義務付けられた「設計の手続き」を教えて下さい。

  • 設計者は設計業務委託契約設計業務委託書で約された手続きを行うことが義務付けられています。
  • 設計業務委託書で約された手続きは以下となります。
  1. 建設意図と要求条件の把握
  2. 建設意図と要求条件の確認
  3. 建設意図と要求条件の説明
  4. 建設意図と要求条件の承認
  5. 建設意図と要求条件と許認可の整合の確認と承認
  6. 建設意図と要求条件に合致した基本設計図面の作成とその承認
  7. 建設意図と要求条件に合致した見積概算書の作成とその承認
  8. 建設意図と要求条件に合致した実施設計図面の作成とその承認
  • 上記の手続きを設計者が怠ることで設計トラブルが生じることとなります。

設計事務所との契約前相談時に起きるトラブルを教えて下さい。

  • 契約前に起きる設計事務所とのトラブルは費用請求のトラブルです。
  • 設計事務所は「設計相談無料」をうたい文句に相談を受け付けます。
  • 設計事務所は「契約の可否決定は自由」をうたい文句に相談を受け付けます。
  • 設計事務所はこの無料相談でPLAN図面(平面図、立面図、パース図)3枚程度概算見積書を作成して打合せを行います。
  • その後、相談者の承諾を得ずに契約をしていないにも関わらず、勝手に基本設計図面作成建築確認申請を行うことが良くあります。
  • 相談者が希望と相異していることを理由に断りを入れると基本設計図面の作成費用建築確認申請費用を請求してくることが良くあります。
  • この費用請求のトラブルが設計事務所との契約前相談時に起きるトラブルになります。

リフォーム工事のよくあるトラブルを教えて下さい。

  • リフォーム工事の代表的なトラブルは以下の通りです。
  1. 施工不良のトラブルです。
  2. 欠陥工事のトラブルです。
  3. 工期遅延のトラブルです。
  4. 仕様変更のトラブルです。
  5. 確認申請のトラブルです。
  6. 追加工事費用のトラブルです。
  • リフォーム工事のトラブルは以下の「なし」が原因です。
  1. 契約なしのリフォーム工事がトラブルの原因です。
  2. 見積なしのリフォーム工事がトラブルの原因です。
  3. 図面なしのリフォーム工事がトラブルの原因です。
  4. 申請なしのリフォーム工事がトラブルの原因です。
  • 口約束でリフォーム工事を行う業者がトラブルを起こしています。

建築士の「名義貸し」行為が禁じられている理由を教えて下さい。

  • 建築士の名義貸し行為とは以下の通りです。
  1. 工務店等に代理者の名前を貸す行為
  2. 工務店等に設計者の名前を貸す行為
  3. 工務店等に工事監理者の名前を貸す行為
  • 建築士が代理者設計者工事監理者の業務を建築主の了解を得ずに勝手に行う行為のことです。
  1. 勝手に代理者行為を行う場合、建築士は申請内容の説明を行いません。
  2. 勝手に設計者行為を行う場合、建築士は設計内容の説明を行いません。
  3. 勝手に工事監理者行為を行う場合、建築士は工事監理を行いません。
  • 上記は建築士の義務に当たります。
  • 名義貸しは建築士が義務を履行しないことになりますので禁じられています。
  • 法令でも禁じられています。

設計事務所の顧問弁護士から内容証明での通知が来た時の対処を教えて下さい。

  • 設計事務所とトラブルになった場合、設計事務所の顧問弁護士から内容証明での通知が来ることがよくあります。
  • 内容証明では以下を通知してくることがほとんどです。
  1. 支払の督促(未払い残金の支払督促)
  2. 契約解除の通知(一方的な契約解除)
  3. 契約解除にともなう精算金支払の通知(一方的な精算金支払の通知)
  • 内容証明の通知では設計事務所の言い分が一方的に記載されていることがほとんどです。
  • まずは慌てずに設計事務所の言い分を以下の点から検証することが必要です。
  1. 設計事務所の言い分の事実関係について。
  2. 設計事務所の言い分と設計監理業務委託契約との整合性について。
  3. 設計事務所の言い分と設計に係る法令との整合性について。
  • 客観的に設計事務所の言い分を検証することから対処方法を判断することが必要になります。

建築士との『設計監理業務委託契約』のトラブルの解決方法を教えて下さい。

  • 建築士との設計監理業務委託契約における主なトラブルは下記の通りです。
  1. 予算オーバーの設計にともなうトラブル
  2. 設計ミスにともなうトラブル。
  3. 工事監理ミスにともなうトラブル。
  • このトラブルが発生した場合は設計監理業務委託契約約款にしたがい解決することが原則です。
  • このトラブルが設計監理業務委託契約約款に従い解決ができない場合は原因を調査して解決することが一般的です。
  • トラブルの原因調査が必要な場合は建築トラブルの専門家に相談をすることが必要です。

工事監理者には図面通りの施工を確認する義務がありますか?

  • 工事監理者には図面通りの施工かを確認する義務があります。
  • 工事監理者には法令により設計図面取りの施行かを確認する義務が課されています。
  • 工事監理者は工事監理を履行しなければなりません。
  • 工事監理者は工事監理報告を履行しなければなりません。
  • 工事監理の無い工事を行うことはできません。
  • 工事監理の無い工事は法令により禁じられています。
  • 工事監理者が工事監理を行わない場合には法令違反に当たります。
  • 工事監理者が工事監理報告を行わない場合も法令違反に当たります。
  • 設計図面通りの施行になっていないトラブルは工事監理が行われていない場合がほとんどです。
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